みなさんは老人ホームでの入浴についてどんなイメージをお持ちでしょうか?
デイサービス等に通われている方等であれば、一人用の浴室でヘルパーさんに介助をしてもらいながら、一緒にお風呂に入るという事をご存知かもしれません。
しかし老人ホームへ入居している方が、みんなお風呂の介助が必要というわけではございません。
お元気な人からすると、人に介助してもらわなくても自分で入れるのに放っておいてほしいなんて思いますよね。
今回はそんな老人ホームでのお風呂についてはどうなるのかについてお伝えいたします。
なお今回お伝えする老人ホームとは、「住宅型有料老人ホーム」と「介護付き有料老人ホーム」について書かせていただいております。
そもそも住宅型有料老人ホームや介護付き有料老人ホームって何のこと?と疑問に思われる方は、以前に記事を掲載しておりますので、そちらも併せてご確認ください。
老人ホームでのお風呂の種類
では早速老人ホームのお風呂の種類についてですが、大きく分けて次の3種類がございます。
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個浴
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大浴場
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機械浴
ご自身のお体の状態などによってどのお風呂を利用するかが違いますので、それぞれどういうものなのかを順々にお伝えいたします。
1.個浴
お一人で入るタイプのお風呂です。
広さはご家庭にあるお風呂に近いですが、ご家庭のお風呂との違いは手すりが豊富についていることや浴室の扉が広く開放できるところ等にあります。
浴室内には手すりの他に緊急コールがついており、何かあった時にはスタッフがすぐに駆け付けられるようになっています。
また一人での入浴が難しい場合には、ヘルパーさんに介助をお願いして入浴する事もできます。
ただ個浴の場合、施設によっては利用できるのがお元気な方のみと決められている事もあるので注意が必要です。
2.大浴場
3人~5人程度で入れるタイプの大きなお風呂です。
もちろんお風呂の種類は1つのみとなり、露天風呂もございませんが、広々とした空間で入浴することができるので、銭湯などが好きな方には施設選びのポイントになると思います。
3.機械浴
機械浴の中でも種類があり、ストレッチャー浴とリフト浴などがございます。
基本的に機械浴は、上記の個浴または大浴場などで入浴ができない重度な方向けのお風呂だと思ってください。
ストレッチャー浴
ストレッチャーの場合は寝たままお風呂に入る事ができる機械浴です。
寝たまま入浴する事ができるので、ヘルパー等を利用しても起き上がりが出来ない、なんて方が利用するものです。
リフト浴
車椅子のような椅子に乗ったまま入浴できる機械浴となります。
寝たままで入浴するストレッチャー浴に比べ、座る事さえできればリフト浴を利用する事ができます。
とはいえ座る姿勢が出来るのであれば、大浴場や個浴でも入浴可能な場合もございますので、どのお風呂が適しているのかはその時の判断になりそうです。
おわりに
今回は老人ホームでのお風呂の種類について書かせていただきました。
ご自身が望む種類のお風呂があると、普段の生活の楽しみの一つになるかと思います。
ご家族様としても両親等が今の状況より良い生活を送られる事を望んで施設をご検討されるかと思います。
そんな検討材料の一つとしてお風呂についても考慮してみてはいかがでしょうか。
ただ施設によって「個浴と機械浴だけ」や「個浴は無いけど、大浴場と機械浴はある」なんて施設もあります。
その施設にどんなタイプのお風呂があるのかについては、施設パンフレットに載っている事が多いので、確認してみると良いでしょう。
もしご不明であれば、施設の見学をして確認するもしくは私共のような高齢者施設を紹介している会社へ相談してみるのも良いと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
また次回もよろしくお願いいたします。
ウチシルベ高齢者住宅仲介センター京都
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