老人ホームでの日中の過ごし方 - 都ハウジング - 京都市伏見区を中心とした地域密着の不動産業者

みなさまは老人ホームで入居している方が、普段どんな生活をされておられるのかご存知でしょうか？

これから入居を検討される方だけでなく、すでにご家族の方で入居しているような方も、普段どんな生活をしているかまで把握していない事もあるのではないでしょうか？

今回はそんな老人ホームでの日中の過ごし方についてお伝えしようと思います。

そもそも老人ホームで決められた時間に何かをしないといけない！なんてことはほとんどありません。

老人ホームで日々行う事といえば

が主にあげられます。

これら４つの中で「４．介護」についてはあらかじめ時間は決まっています。

例えば「月曜日の１３時はお掃除に来ますね」「火曜日の１４時からはリハビリをしましょうか」なんて具合に来られる時間が決まっています。

しかしたくさん介護が必要なんて方でなければ、普段はわりと自由に生活する事ができます。

また時間が決まっているとはいえ、あらかじめプランを組む時に時間をずらしてほしいとか逆に回数を増やしてほしい等の要望も可能です。

では、この介護以外の３つについてはどうでしょうか。
以下にて個別お伝えしていきます。

もちろん食事時間などは、あらかじめ決められた時間というものがあります。

しかしそんな食事時間でも、全員が集まって合掌してからしてから食べる学校教育のような事ではなく、一定時間決められた時間内であればいつでも食べられるにしているためある程度自由にする事ができます。

例えば、朝食の場合「７時半～９時半の間に食堂まで来られたら、ご飯をお席まで運びます。席は自由席です」という事が多いです。

また中には食事メニューの選択が可能というところや、朝食はビュッフェスタイルなんてところもあります。

入浴については、曜日によって男性のみの利用曜日、女性のみの利用曜日なんてことが決まっています。

これは施設に大浴場などがある場合に、１つしかない大浴場に男女混合で入ることができないため仕方のない事だと思います。

ただご自身が利用できる曜日であれば、いつでも自由に入浴可能です。入浴時間も特に決まっておりません。

なお大浴場がない施設の場合は、個浴と呼ばれる１人用のお風呂があります。

こちらの場合は１人での入浴になり気付かれずに倒れていたなんてことを防ぐため、施設によっては制限をしていることもありますが、逆に空いてれば自由に使っても良いですよという施設もあります。

施設のお風呂については以前にノートを書いていますのでご参考ください。

レクリエーションは多いところであれば、朝１０時から体操とお昼１４時から映画鑑賞やピアノ演奏などのレクリエーションが開催されています。

しかしレクリエーションはあくまでも任意参加です。

入居者が今日は参加したくないと言えば強制されることはありません。

またレクリエーションはあらかじめ予定を教えてくれることが多いので、好きなものだけ参加するというのも自由です。

レクリエーションが好きな方もいれば、逆に人と集まって何かするのはイヤなんて方もいるので、その辺りもご希望に沿うようになっています。

良い老人ホームでは日頃から入居者に満足してもらえるために工夫をされています。

それはスタッフの接し方だけでなく、そういった自由さというのも大事となってきます。

当然一人一人の普段の生活スタイルは違うので、なるべくご自身のご希望が叶うように考えられているというわけです。

あれもこれも制限をしようと思えば簡単にできます。でも入居者の満足を与えるためにはと考えていけば、制限ばかりでは窮屈です。

ましてや普段からご自身で出来ないことが増えてきているご高齢者にはなおさら自由が一番です。

これは施設入所に限らずですが、常に自己効力感を持って生活していきたいものですね。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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