グループホームってどんなところ?

高齢者相談 2022.04.01

グループホームは、知的障害者や精神障害者、認知症高齢者などが専門スタッフの支援のもと、集団で暮らすことを目的とした介護施設です。
グループホームは目的別に、以下2つに分けられます。

◆知的障害者や精神障害者が自立的に生活することを目的とした、生活援助事業としての施設
◆認知症高齢者などが認知症の症状の進行を緩和させることを目的とした、日常生活に近い形で集団生活をする施設

今回は認知症高齢者の方のための施設をご紹介します。
地域密着型のサービスで、1事業所当たり1~2つの共同生活住居(ユニット)を運営しています。1ユニットの定員は5人以上9人以下と、比較的小規模な施設です。

グループホームの入居条件
・65歳以上、要支援2または要介護1以上の認知症患者
・医師による認知症の診断を受けた方(証明書が必要)
・施設と同一地域内の住居と住民票がある方

入居者の要介護度が低い場合には、スタッフが必要な場面で声かけを行い、入居者が困らないようにサポートしてもらえます。可能な限り本人のできる力を生かすことが基本です。
そのため、入居者本人ができるのであれば、職員と一緒に食事を作ったり掃除などの家事を行なうのが他の施設とは異なる点です。

グループホームに入居できるのは、認知症を持つ高齢者です。
そのため、認知症の専門スタッフが常駐していて、症状にあったケアが提供されます。また、顔などを覚えにくい認知症の方にとっては、入居者やスタッフの数が少ないこともメリットです。
デメリットとしては、比較的費用が高いことがあげられます。
入居時に一時金が必要な施設も多く、その金額も施設によりさまざまです。
グループホームでは医療ケアを受けにくいことから、場合によっては退去をしなければならないケースもあります。
施設では対応できない医療ケアが必要になった場合や、自立した生活を送ることが困難になった場合にも、退居を求められる可能性があります。

平成29年度高齢者白書によると、2012年は認知症患者数が約460万人、高齢者人口の15%という割合だったものが2025年には5人に1人、20%が認知症になるという推計もあります。
お互いのこれからの生活への思いを分かち合い、前向きに施設選びに取り組むことが大切です。

最後までお読みいただきましてありがとうございます。また次回ご覧いただければ幸いです。

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ウチシルベ高齢者住宅仲介センター京都
粟津 真由美
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